サラリーマンでも簡単にできる「節税」、ふるさと納税とは


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巷で話題になっている「ふるさと納税」。

 

「テレビで見たことがあるけど、どんなものかよく分からない」

「タダで地方の特産品がもらえるって聞いたけど、そんなウマい話があるのかな」

 

こんな風に一度でも思ったことがある方のために、ふるさと納税の基本的知識についてまとめました。

 

実は2008年から始まっていたふるさと納税。2013年の時点で、14万人が利用。私の場合は2014年にマネー雑誌、ダイヤモンドZAIの特集記事を読んで初めて知ったことがきっかけで、去年から実施しています。お米にお酒、お肉に魚介・・・その地方でしか取れない美味しい食べ物を、実質2,000円で何万円分も取得。おかげで、自分でお米を買うことはなくなりました。


本記事は、下記項目についてまとめています。

 


 ※赤文字をクリックで、それぞれの項目にジャンプできます。


ふるさと納税は、任意の地方自治体に寄付することで、お礼の特産品をもらえるだけでなく、その地域の活性化にもつながる、Win-Winな制度です。特に2015年4月からは、従来の2倍お得になるなど、制度がどんどん改善されています。この記事を参考に、ふるさと納税を少しでも知っていただけたら幸いです。

 



1. ふるさと納税とは(基本のキ)


ウィキペディアによると、

「ふるさと納税(ふるさとのうぜい)とは、任意の地方自治体(ここでは都道府県、市町村および特別区。以下同じ)に寄付することにより、寄付した額のほぼ全額が税額控除される日本国内の個人住民税の制度。ただし一定の制限や限度がある。「ふるさと寄附金」とも呼ばれる。」

とあります。なんだか小難しい印象ですね。

 

これを簡単に言うと、自分の好きな自治体に寄付をすれば、翌年に国から請求される住民税が減額される(本来よりも少なくなる)制度ということ。

つまり、先に寄付金を自腹で払う必要があるけど、翌年、本来払わなきゃいけなかったはずの税金を少なく払うだけで済むようになるため、差し引きほぼタダ(2,000円は払う必要がある)でお礼の品(地方特産品など)がもらえる、ということです。

 

「納税」と名前にはありますが、要は「寄付」のことです。寄付をすると翌年の税金が減る=節税、とも言えます。

節税をする方法はいろいろありますが、「ふるさと納税」は、タイトルにもある通りサラリーマンの方でも最も簡単に実施できるやり方になります。

なぜなら、ふるさと納税はネット上にてワンクリックで決済できるようにしている自治体も多数あるため、パソコンかスマホさえあれば、自宅にいながら、通勤中に、ポチッと実施することができるからです。(その後に減税手続きのために確定申告が必要ですが、寄付以外に申告する事項がない人は所定の紙に必要事項を書いて送付するだけでOKな「ワン・ストップ納税制度」というものがあります。)

 

そんなに簡単でお得ならやってみようかな!

 

そう思っていただけたらすぐにどうぞ!と言いたいところですが実は事前におさえておくべき注意点が2つあります。

  1. 減税額(お得になる金額)は人によって違う!事前に要チェック
  2. そもそも住民税を翌年払わない人は対象外

ふるさと納税は、寄付金が純粋に返金されるのではなく、「翌年の税の請求金額が減る」という制度なので、その人がいくら住民税を払っているかによって、いくら分まで寄付しても大丈夫か(自腹にならないか)が違います。

住民税の2割程度が目安です。寄付をいっぱいしてから、よく計算してみたら控除金額(減税金額)よりもずっと多く払ってしまっていた、なんてことがないように事前にチェックされることをおすすめします。

 

下記の解説ページがわかりやすいと思います。

また、住民税の減税がこの制度の基本ですから、本人名義の収入がない主婦の方、お子さんなどはふるさと納税の恩恵を受けることはできません。

また、「翌年に請求される住民税」が発生しない方も対象外です。

一時的に会社を辞めて留学するなど、寄付をしようと思っている年に収入が少なくなる予定の方、要注意です。

 

仕組みの説明がやや長くなってしまいましたが、寄付をして節税&得をするつもりが・・・とならないためにも、少し詳しめに説明させていただきました。

 

さてさて、ふるさと納税には、いくつか基本的なポイントがあります。

 

ふるさと納税5つの基本ポイント

 

1. お礼の品をプレゼントしてもらえる

 

こ の点については、みなさんテレビやネット、雑誌などでご存じかと思いますが、寄付をすると、ほとんどの自治体がお礼に何かをくれます。それが、その地方の 特産品であったり、宿泊券、施設利用券だったり。中には、金券やお金のように使えるポイント、はたまた家電製品まで驚くほどいろいろな種類があります。

 

2. 生まれ故郷でなくてOK

 

「ふるさと」とついているので、自分の地元でなきゃダメなんでしょ?と思うかもしれませんが、全く関係ありません。私は茨城県出身ですが、2015年は、埼玉県鶴ヶ島市、鳥取県北栄町、宮崎県綾町、長野県木島平村と、全くばらばらの所に寄付しています。

自分がいつか行ってみたい所に寄付をして地域に貢献しつつ特産品をもらう、お目当てのお礼がある自治体にするなど、貴方の自由です。

 

3. 節税できる

 

寄付した翌年の住民税が減るため、余分な税金を払わなくて済みます。

 

4. 寄付金の使い道を指定できる

 

多くの自治体が、寄付の使い道選択可、としています。地域の文化保全のため、子供の教育、高齢者の支援、自然環境保護など・・・

私は、自治体のホームページで見て自然がきれいな場所だと思い、「地域の景観保護活動」という目的を指定して寄付してみました。

指定するのが面倒、という場合はもちろん、お任せすることも可能です。

 

5. 寄付先は1つに絞らなくてもOK!

 

ふるさと納税は、何も1つの自治体にしかしてはいけないわけではありません。ですから、長野の野菜、北海道の魚介、九州の牛肉、山梨のワイン・・・・など、いろいろな地方の名産品を味わうことも可能です。

※確定申告をしなくても済む、ワンストップ制度(確定申告の代わりに書類を送るだけで済む制度)を利用したい人は、自治体を5つまでにしないといけないのでその点だけは要注意。

 

以外と知らなかったポイント、ありましたでしょうか?

次に、ふるさと納税というお得な制度がなぜできたのか、その背景についてお伝えします。

 

 

 

2. ふるさと納税ってなんのため?(ウマい話の訳)


ここまでふるさと納税の制度について説明して来ましたが、2,000円でいろいろなお礼の品がもらえるというこの一見都合の良い話、本当に裏はないの?失敗して損したりしないの?という疑問を抱かれたことがある方もいらっしゃるでしょう。


ですが、これは、「地方を活性化する」=「地方創生」という国の政策のためのことなので、本当に単なる「ウマい話」なのです。

総務省のホームページには、こう書いてあります。


ふるさと納税で地方を元気にをコンセプトに、3つの意義があります。

第一に、寄付者(納税者)が寄付先を選ぶ際に、その使い道(=地方自治体でどう使われるか?=税金の使い道)を考えるきっかけとなる。

第二に、寄付者が応援したい地域の力になれる。(地方の人・自然・環境を育てることにつながる)

第三に、地方自治体が寄付金を集めるために寄付者(国民)にアピールをすることで、地方のあり方(どんな風に魅力を出していくか?)を考えるきっかけとなる


また、この制度は、本来請求するハズの税金を少なく請求する、ということですので、「国が自腹でお金を国民に返している訳ではない」のです。


国は懐を痛めることなく、地方が潤い活性化する。ふるさと納税は、そういった制度なのです。事前に寄付可能金額のチェックをきちんと、寄付後の申請を忘れさえしなければ、失敗する、損をするということもありません。


安心して、大いにふるさと納税を楽しんでみてください。



3. ふるさと納税HOW TOガイド


ここまでふるさとの納税の内容と背景について記してきましたが、

今度は実際にどうやるのか?という点です。

 

ふるさと納税、やり方自体は非常に簡単です。

STEP1 好きな自治体に寄付をする(この時に、お礼の品の希望を出せます)

STEP2 お礼・寄付証明書・ワンストップ制度を利用する人は申し込み用紙を受け取る

STEP3 確定申告をする or ワンストップ制度申告用紙寄付した自治体にを送付する

以上の3ステップです。

 

のページに詳細は載っています。

 

いかがですが、思っていたよりも簡単だったのではないでしょうか。(自分の寄付可能金額上限、寄付控除金額を事前に必ずチェックして、無料でもらえる特産品上限いっぱいまで申し込むのが得するためのコツです)

 

実際私も、2015年は鳥取の無洗米15キロ、幻の綾ぶどう豚肉2.5キロ、Made in Japan 地ビール10本&グラスセット、そして年に4回届く季節の特産品をもらうことができました。

左から、実際にもらった地ビール、綾ぶどう豚、無洗米です。

バーベキューする、夜の晩酌にする、そしてお米は一年買わなくて済むなど、食生活が相当充実しました。

 


4. まとめ


ふるさと納税は、国の政策のひとつであり、寄付をすると実質2,000円の負担でたくさんのお礼・特産品がもらえる制度。

やり方も非常に簡単ですので、やらない手はないと思います。

 

また、地方自治体による寄付を集めるためのお礼品競争が激化している中、ふるさと納税のお礼はどんどんお得に、幅広いチョイスになってきています。別の記事で、アイテム別のおすすめ自治体個人的ランキングを載せるなどしようと思いますが、ちょっと探すだけで、きっとご自分が欲しいと思えるお礼品や応援したい自治体が見つかることと思います。

 

寄付をして自治体も潤い、自分はお礼をもらえてカンタンに節税。ひいては、地方が活気づくことで日本の景気も良くなる。そんな壮大な効果もちらりと思いながら、私は「ふるさと納税」を強力におすすめしたいと思います。


ふるさと納税おすすめサイト

※ユーザーの実際に寄付しての口コミ多数!肉、 魚介、米、スイーツなどアイテム別ランキングも見られて便利。楽天サービスの一部なので、楽天ポイントも貯まるため、お得なキャンペーン期間中に寄付すればポイント10~20倍になることもあり大変お得。産品をギフト用などで自宅外に送付したい時に使え、お気に入り機能や自分の寄付申し込み履歴保存機能ももちろんあり。珍しく、「寄付金の使用用途」で選べる機能もあるので、子育て支援や町づくり、環境や文化の保護など自分が貢献したいと思っている目的のために寄付できる自治体を探すのも一発ででき、機能が充実しています。

すぐに自分がいくらまで寄付可能なのか一発で分かる便利なシミュレーションコーナーもあります。思ったよりも多く特産品をタダでもらえてびっくりするかもしれませんので、一度確認されることをおすすめします。

 

 

※ネットでポチッとすぐに寄付可能、お気に入りの保存機能・自分の寄付申し込み履歴も保存できて便利。しかも珍しく電話によるサポートもあるので直接電話して疑問点の解消ができて親切・丁寧。申し込み後最短1週間でお礼の特産品が届くスピーディさも魅力。

ふるさと納税のステップ説明&Q&Aコーナーあり。図解で分かりやすいです。

 

「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図
「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図

 

管理人:たにやん

職業:投資系ライター兼個人投資家

趣味:ロードサイクリングと旅行と温泉

特技:料理(大抵の物は作れます)

保有資格:2級ファイナンシャルプランナー

早稲田大学法学部卒の元証券ディーラー。株主優待株などイベント投資系の値動きや好業績株の上昇をとらえた中期投資に自信あり。取材・執筆依頼歓迎。

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