株価大暴落をいち早く察知する信用評価損益率に関して

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2015年8月後半、世界を上海ショックが襲いました。


日経平均は、ショック発生前の20500円からたったの5日で17000円台に暴落。これは、文字通りの「暴落」でした。日経平均はパーセンテージでいうと、15%程度の下げですが、個別の銘柄はさらに大きな下げに見舞われました。


かくいう私もポジションをそこそこ持っていたので、この1連の下げにより一時含み損が保有株式の20%ほどまでいきました(正直焦りました)


 

「暴落っていっても多分一時的だし!(ふるえ声)」(←こうなるとドツボにはまってしまう汗)

 

こういう大きな下げは、時々やってきますが、ポジションを持ったばかりでいきなりこのような下げに見舞われてしまうと資産が大きく目減りして、「もう株式投資なんてしたくねー」と思ってしまいます(じっさい私も少し思いましたorz)


この暴落は上海からはじまった流れではありますが、この時もう暴落を知らせるサインが点滅していたようです。それが信用評価損益率というものです。


どんなものなのか、どう活用できるのか。具体的にまとめていきます。


信用評価損益率とはなんだろう


信用評価損益率とは、個人投資家の信用取引による損益を%で記したものです。


基本的には下記のような定義がなされているようです。


信用評価損益率が、マイナス2から3%で相場全体が高すぎる

信用評価損益率が、マイナス10から15%で相場全体が底付近である


つまりこの数値を見ることで、株を買ったり売ったりすることができるほか、そろそろ買いの目線か、もしくはそろそろ危険かなーなどといった投資判断をおこなうことが可能となるのです。


この数値は信憑性が高く、よく当たります。


特に相場が天井付近の時には、この数値が高すぎないかどうかをチェックしておく姿勢が必要だと経験で感じました。


信用評価のチェック方法ですが、松井証券のHP(ネットストック投資情報)で毎日更新されま  す。チェックしてみてくださいね。

 

それにしても相場が天井付近にいっても個人投資家の損益は総合的にマイナスのままというのは、個人投資家がいかに儲かっていないか、ポジションサイジングの取り方が下手なのかというのがわかりますね。


近年起きた大暴落開始前の信用評価損益率はいくつだったか


近年の暴落としては、2015年の7月と8月、2014年の10月、2013年の5月と毎年何らかの大きな下落があるのですが、それぞれの暴落が始まる前には信用評価損益率の天井付近の数値を示していました。


信用評価損益率(※松井証券のデータ)


(上海ショック開始)高値からそれぞれ1000円(7月)、3000円(8月)下落

2015年7月 マイナス2.8%

2015年8月 マイナス5.1%


(ギリシャ懸念)高値から2000円ほど下落

2014年10月 マイナス4.8%


(利確売り)高値から3000円以上暴落

2013年5月 プラス4%(※全体の指標)


など、高値付近での数値は似てくる傾向があります。必ずしも暴落が開始すると言うわけではないですが、個人投資家に利益がではじめる天井付近でのタイミングでは、何らかのきっかけで相場が一気に下方向へと動く確率が高いです。


そのため、買いポジションに含み益がでているなら半分は利確しておくとか、新たな買いは手控えるとか作戦を練ることができますね。


また、暴落後にはマイナス15%付近では一旦反発することが多いようです。株を仕込むタイミングとしても活用できそうですね。

 

ちなみに自分はこの理論、知っていたにもかかわらずしっかりとした対策をとりきれていませんでした。そのため、2015年の8月の暴落時には、評価益も全て吹き飛び一時、含み損失が100万円近くまでいきました汗。幸いその後の戻しなどで80%ほど損失は減ったものの、冷や汗ものでしたね。



まとめ


株の暴落は怖いですよね。私も株式投資はそこそこしているつもりですが、いまだに暴落時の独特の空気には慣れません。


やはり過去の傾向から暴落が始まりやすいなんらかのサインを汲み取っておくことが投資でケガをしないために必要だなと感じています。これからも下落局面に対する対策はどんどんと練っていきたいと思います。


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「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図
「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図

 

管理人:たにやん

職業:投資系ライター兼個人投資家

趣味:ロードサイクリングと旅行と温泉

特技:料理(大抵の物は作れます)

保有資格:2級ファイナンシャルプランナー

早稲田大学法学部卒の元証券ディーラー。株主優待株などイベント投資系の値動きや好業績株の上昇をとらえた中期投資に自信あり。ヤフーファイナンスにて投資の達人として活動中。取材・執筆依頼歓迎。