優待利回り実質2倍の発表!ALサービス(3085)とIBJ(6071)

 アークランドサービス(銘柄コード3085)とIBJ(6071)が大引後に優待内容の変更を発表しました。

 

変更理由は2社異なるのですが、いずれも実質、優待の利回りが2倍になるという株主にとって嬉しい内容であったため、自分の健忘録のためにも記事にしておこうと思います。

 

アークランドサービス(ALサービス、コード3085)はかつ丼の専門店、「かつや」が主力の外食ビジネス企業、株主優待として食事券を提供しています。

 

一方IBJ(6071)は婚活サイトを軸に婚活サービスを展開している企業で、株主優待はクオカードと自社サービス入会金や利用料無料優待券などを配布しています。

 

筆者はいずれの株もまだ保有してはいないのですが、今回の事例を基に、株主優待の利回りがいきなり2倍になるケースはどんな時なのか?適時開示情報をパッと見ただけでは気が付きにくいポイントについてまとめたいと思います。

 

アークランドサービス(3085)の優待変更とは?


アークランドサービス(3085)は、本日15:00に株主優待制度の変更に関するお知らせを発表しています。

 

平成28年6月期の株主優待制度の優待から、変更後の内容に変わります。

(優待月は12月と6月です。) 

 

【現行】

100株~500株未満:お食事券2,200 円分(550円券4枚)

500株以上1000株未満:お食事券6,600 円分(550円券12枚)

1000株以上:お食事券11,000 円分(550円券20枚)

 

 

【変更後】

100株~1000株未満:お食事券2,200 円分(550円券4枚)

1000株以上:お食事券11,000 円分(550円券20枚)

 


これだけを見ると、単に500株以上1000株未満がなくなり、その他は変わらないように思われますが、本銘柄は、今年の12月31日(木曜日)を基準日として、株式を1株につき2分割すると言う発表も一緒に出しています。

 

そして、変更後優待は、株式分割後に実施される優待ですから、分割を考慮すると、下記の比較になります。

 

【現行】

100株~500株未満:お食事券2,200 円分(550円券4枚)

500株以上1000株未満:お食事券6,600 円分(550円券12枚)

1000株以上:お食事券11,000 円分(550円券20枚)

 

 

【変更後】

100株(分割前50株に相当)~1000株(分割前500株)未満:お食事券2,200 円分(550円券4枚)

1000株(分割前500株に相当)以上:お食事券11,000 円分(550円券20枚)

 

つまり、100株でもらえる優待は変わらないまま、計算上は100株の値段が半分になる(現株で言うと50株が新優待制度で言う100株に相当するので)ということで最低購入単位の優待利回りが実質2倍になるという発表となってます。

 

また、現株では500株で6,600 円分の食事券だった所、分割後は約1.7倍の11,000 円分がもらえるというお得な内容への変更です。

 

このように、「株主優待がある銘柄が株式分割をする場合」は、優待がどうなるのか?にも着目すると、利回りが思いの外すごくあがっている、と言うケースを見つけられますので注視してみると良いかもしれません。

 

ちなみに、分割発表だけして優待について詳細には触れない企業もあります。例えばアイケイケイ(2198)の場合、今年の3月2日に分割発表していますが、IRにて分割後の所有株式数に応じて、現行の贈呈基準により実施する、とだけ述べていますが、よく考えてみると、分割するのに、優待はそのままということは、利回りが分割した分だけ増えるということになりますよね。株式分割と株主優待、この関係性に注目するのがポイントです。

 

 

IBJ(6071)の優待変更とは?


IBJ(6071)も、今日株主優待制度の変更に関するIRを出しました。

 

こちらは、15周年記念優待実施のお知らせです。

 

IBJは婚活関連の銘柄ですので、自社のサービスが利用できる優待券と、クオカードを株主優待品として配布しています。変更前後でのポイントは、クオカードの枚数です。(サービス優待券の内容も変更があるのですが、ここでは利回り計算に直結するクオカードに着目します。サービス優待変更の内容も知りたい方は、上記文中のIRリンク先をご参照ください。)

 

【変更前】

100株以上500株未満:クオカード500円分を1枚

500株以上:クオカード500円分を2枚

 

【変更後】

100株以上500株未満:クオカード500円分を2枚

500株以上:クオカード500円分を3枚

 

記念優待ということで、各優待にクオカード500円を1枚追加しています。500株以上は1.5倍に優待でもらえる金額が増え、100株の場合は2倍になっています。企業は、創業20周年や何十周年などの節目の時に、こういった記念優待を実施することがあります。そしてこういった記念IR活動をする企業は、過去にも〇周年記念配当、優待などを実施しているケースも多いため、自分が購入を検討している優待銘柄が創立何周年なのか、過去に記念の優待や配当を実施していないかをチェックしてみるとこういったお得なサプライズに出会えるかもしれません。

 

他の例で言うと、東京一番フーズ(3067)は2015年は創業20周年特別記念優待として、フグ料理を食べられるコースの優待券をなんと通常の2倍の枚数くれるという発表をしていました。(筆者もこれを機に買い、美味しくフグを食べました笑)

 

企業の創立年数と株主優待の関係性に着目する、これが2つ目の優待利回り2倍事例でした。

 

まとめ


アークランドサービスやIBJのように2倍の発表がない銘柄でも、魅力的な優待を実施している企業、優待利回りが高く財務状態の良い企業はたくさんあります。

 

そのような優待を探したいという方は記事下の方にある「株主優待ランキング110」を参考にしてください。また株主優待をタダで取得する「クロス取引」という手法もありますので、こちらも下方にある「株主優待の全知識と注意点まとめ」を参考にしていただければと思います。

 

お得に優待ライフを楽しんでいただければ幸いです。

 

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「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図
「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図

 

管理人:たにやん

職業:投資系ライター兼個人投資家

趣味:ロードサイクリングと旅行と温泉

特技:料理(大抵の物は作れます)

保有資格:2級ファイナンシャルプランナー

早稲田大学法学部卒の元証券ディーラー。株主優待株などイベント投資系の値動きや好業績株の上昇をとらえた中期投資に自信あり。ヤフーファイナンスにて投資の達人として活動中。取材・執筆依頼歓迎。