「幼いおばさん」VS「大人女子」の構図に見るマーケティングの残酷さ

たにやんです。

 

先日、「25歳は女子じゃない!」の企業のCMに何者かからクレームが入り急きょCMを取りやめたというニュースが話題になりました。

 

自分的にはこのニュースを見て、「25歳で女子じゃないなんてなんて失礼な!」と感じていたのですが、本日下記のような記事が出ていたので読んでみました。

 

25歳は“女の子”じゃない!! 「幼いおばさん」が増加中の理由とは?

 

中身を読んでみると確かに説得力のある記事であり、大人女子って痛いね~と思ってしまうエピソードがふんだんに盛り込まれていました。

 

しかしよく見てみると、その記事の中で回答をしていた人物の職業が「婚活コンサルタント」であることに気づき、ああ、なるほど~と思ってしまいました。25歳以上になったら大人なんだから痛い幼なおばさんにならないように婚活しるというマーケティング誘導という訳ですね。

 

(つづく)

 

記事を最後まで読んで「がんばれ大人女子」と思ってしまった


「幼いおばさん」

 

このような挑発的なタイトルを付けることで炎上バズを狙い、婚活サービスへと誘導する手法。まあ、これは立派なインバウンドマーケティングなんですけど、おそらく今後表現は異なれど幼いおばさんのような挑発フレーズはどんどん増えて行くのではないかと個人的には考えています。

 

というのも、この「幼いおばさん」と最近言われている人々は、「大人女子」として消費を引き出すためにマーケティング的にもてはやされてそうなった来た世代であり、今、次の世代として消費させようとしている若い世代に彼女たちをかっこわるいと思わせることで、新しい需要の波を作ろうとしているのではないかと思うからです。

 

先日、身内の結婚式に行ったときに、25歳の従妹の女性と話をしたのですが、その時に、その女性は「自分は婚期を逃してしまった」と嘆いていました。

 

あとで振り返ってみると自分(30代半ば)が若かった頃よりも婚期をにたいしてとても「シビア」な考え方をしているなと感じました。

 

それと同時にもしかすると今、大人女子と言われている20代後半から30代後半くらいの女性は、企業マーケの餌食※だったのではないかと気が付いたのです。(※早く結婚するのは損とか、シングルライフのかっこよさを売りにする従来の手法)

 

そして、今後その女性たちにつぎつぎと襲い掛かってくるのは、

 

「大人女子卒業」

「大人女子はもう終わり」

「幼いおばさん」

 

といった無慈悲なマーケティングフレーズなのではないか、とも想像しました。

 

つまり、最近の女子をとりまくマーケは次のような構図になってきているということになります。

 

・グルメ・海外旅行でクールな自分をアピールする大人女子(旅行・飲食など) いまだ隆盛!

VS

・若者から見たら痛い大人おばさん(ウェディング・出会い・婚活系など) まだ弱め!

 

今はまだ、この構図がはやり始めた段階だと思います。だからこそCMをひっこめることができたんだろうし、雑誌の「30代は女子卒業の見出しが喝采される」とのニュースが流れるんでしょうね。

 

しかし、大人女子増幅の流れはおそらく今後続くことなく、反面教師としてみた若い女性たちが「なんとかああはなるまい。」と死力を尽くして抵抗することでしょう。そしてそのような努力には、当然企業側が目を付けるはずなのです。そうなると大人女子へのマーケティングはどんどんすたれていくことになります。

 

今後大人女子=痛いおばさんがスタンダードな感覚に世の中が変わってしまったとき、彼女たちはいったい何をおもうのだろうかとちょっと気の毒に思ったのでした。

 

30代半ば「大人女子」世代である自分としては、がんばれ大人女子!とエールをおくらずにはいられません。

 

企業マーケは人の人生にも大きくかかわるものであることにちょっとした恐ろしさを感じたたにやんだったのでした。

 

※他の有名な優待投資家さんの取得優待銘柄などが気になる方はチェックしてみて下さい。

 

「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図
「人の行く裏に道あり鼻の穴」の図

 

管理人:たにやん

職業:投資系ライター兼個人投資家

趣味:ロードサイクリングと旅行と温泉

特技:料理(大抵の物は作れます)

保有資格:2級ファイナンシャルプランナー

早稲田大学法学部卒の元証券ディーラー。株主優待株などイベント投資系の値動きや好業績株の上昇をとらえた中期投資に自信あり。取材・執筆依頼歓迎。

みなさまの「いいね!」が明日のたにやんの活力になります!